ニキビコラム

皮膚科で処方されるニキビを治す内服薬・外用薬

ニキビのことで皮膚科へ行ってお薬を貰ったけど、どの薬がどのような効能があるのかを知っていますか?実際、私はざっくり全部ニキビを治す薬だけど、強さが違うだけ!と思っていました...処方されたものをなんとなく塗ったり飲んでいたりしていたんですねえ。


でも本当はひとつひとつ効能が違いますし、副作用も違ってきます。そこで、皮膚科で良く出される薬について、理解を深め、正しい使い方をするようにしましょう。


<内服薬>


■抗生物質


・マクロライド系抗生物質...クラリス、クラリシッドなど
・テトラサイクリン系抗生物質...ミノマイシン、ビブラマイシンなど
・セフェム系抗生物質...フロモックス、バナンなど


私はクラリシッドやミノマイシンを処方してもらっていました。ただ、私は薬を忘れてしまうことが多々あり...風邪みたいにだるいわけでもないので更に飲み忘れることが多かったのですが、逆にそれが良かったかもしれません。なぜなら、このような抗生物質は飲めば飲むほど効かなくなってくるからです。


抗生物質というのはアクネ菌を殺菌して増殖を防ぐ効果があります。ニキビの原因菌を取り除いてくれるなら飲まない手はない!飲み続ければいいじゃん!と思うかもしれませんが、飲み続ける事で身体の中に抗生物質に対する耐性菌ができてしまい、効かなくなってきてしまうんです...。


いろんな種類の抗生物質を渡り歩いて使い続ける事で、最初のうちは効果があるのですが、だんだん効果がなくなっていき、最終的に抗生物質が効かない身体になってしまうのです(◎д◎;;)


使い続けなければ効果がないし、使い続けても効果がなくなってしまうので、つまり抗生物質はあまりニキビには効果的ではないというわけです。しかも、お肌にあるお肌を守ってくれている菌まで殺す作用があるのでお肌のバリア機能が低下して、抗生物質の使用を停止するとむしろニキビが悪化してしまうこともあるのです。他にもおなかを下してしまう等の副作用もあります。


そのようなデメリットの多さから抗生物質は最近あまり処方されなくなっているようですが、処方しているところもあります。ただ、化膿ニキビや炎症ニキビを治すのには効果的で、短期間服用するのはありだと思います。医師と相談しつつ、様子を見ながら使うようにしましょう。


■ビタミン剤


・ビタミンB2...フラビタンなど
・ビタミンB6...ピドキサールなど
・ビタミンC...シナールなど


ビタミンの働きに関してはニキビに良い食べ物のページで詳しく説明しているのでそちらをチェックしてくださいね。ざっくり説明すると...ビタミンB2は皮脂を抑える働きをする上、不足するとお肌のトラブルが発生します。ビタミンB6は肌の代謝を正常化してくれる作用があり、ぷるぷるの肌にしてくれる上にこちらも皮脂の分泌を抑えてくれます。ビタミンCはコラーゲンの生成を促進して、しかもニキビの原因となるを除去する働きがあります。


ビタミン剤を摂取する事による副作用はありますが、過剰に摂取した時に現れることが多いので、処方されたものを正しく飲めば大丈夫です。内服薬を処方して貰うときは、抗生物質は止めて、ビタミン剤を飲んだほうがよっぽど効果的です。


<外用薬>


・ダラシンTゲル、ダラシンローション


外用薬の抗生物質です。ニキビの原因であるアクネ菌やブドウ球菌の増殖を防いでくれ、ニキビの炎症や化膿を抑える効果があります。ゲルタイプとローションタイプがありますが、ゲルの方がつけやすいです。


私の場合は皮膚科で軽い感じで出されていたもので、正直これを塗っても特に肌に反応は無く。ニキビが治りはしないけれど、肌が荒れるってこともありませんでした。まー肌に異常は無いし、結構あるしニキビが出来すいほっぺ全体にぬっちゃおー...と塗っていた事がありました。


皆さんはこういうことは絶対にしないようにして下さい!抗生物質なので、内服ものと同様こちらも耐性菌がついちゃって効かなくなってしまいます(つまり、私はもうダラシンが効かなくなってる可能性が高いです(T_T))。炎症ニキビや化膿ニキビが出来ている部分に広がらないように短期間つけるのが良いです。めん棒を使うといいですよー。


・アクアチム軟膏、アクアチムクリーム、アクアチムローション


こちらは外用抗菌剤です。細菌のDNAの複製を阻害してアクネ菌やブドウ球菌といったニキビの元になる菌の繁殖を抑えます。ニキビの炎症や化膿も鎮めてくれます。こちらも耐性菌が出来てしまうので長期使用や出来ていない部分の使用は控えるようにしましょう。


アクアチムはニキビだけではなくおでき、とびひなどの皮膚の感染症にも効果があります。なぜかニキビ跡が治ったなんて人もいるようです。ただ、場合によっては皮膚のかゆみや乾燥を引き起こす事がありますので注意が必要です。アレルギー体質の方や妊婦さん、小さいお子さんなどは特に!


・ディフェリンゲル


レチノイド(ビタミンA誘導体)とよく似た作用をします。ナフトエ酸誘導体を主成分としたものです。外用薬の中では一番評価が高く人気があります。にもかかわらず、認可されて保険適応のニキビ薬となったのは2008年と割と最近なんです。そのため、それ以前は個人輸入などして入手している人が多かったのですが、そこまでするほど効果があるのでしょうか。


...実はそうとも言えないんです。効果がある人にはとっても良く効くんですが、効果のない人には全然のようで。残念な事に私は全然効果がありませんでしたorz


ディフェリンゲルにはどのような効果があるのか、というとターンオーバーが正常に出来ておらず、分厚くなってしまった角質を取り除いてくれるものなんです。角質が厚くなることによって皮脂が溜まりニキビが出来てしまう事を防いでくれるんです。


その効果はピーリングと似ています。いらなくなった角質を除去する事によってターンオーバーを正常化し、お肌の状態が良くなる上に、奥につまっているニキビのもとも押し出してくれるんです。


ただし、副作用が結構強くて...肌がヒリヒリしたり、赤くなったり、乾燥したり、皮が剥けたりします。そのため、ディフェリン使用中は特に保湿などをしっかりしなくてはなりません。ディフェリンを塗ったら入念に保護するようにしてください。そしてニキビが出来ていない部分には塗らないように心がけてください。


また、紫外線などのダメージにも敏感になってしまうので必ず夜塗るようにして下さい。日中にはあまり塗らないほうが良いです。夜に塗っていても、肌自体がダメージを受け易くなっているのでしっかり日焼け止めなどを塗ってガードを徹底的にしましょう!


関連ページ

紫外線は恐ろしい...ニキビなどの肌トラブルを引き起こす!
美容皮膚科・クリニック・エステでのニキビケア
ニキビが出来たら皮膚科へ行くべきなの?





人気のニキビケア化粧品

 

ニキビを治す方法(表面編)

 

ニキビを治す方法(内面編)

 

ニキビ基礎知識

 

ニキビ跡について

 

ニキビコラム